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2024年度 決算のお知らせ

納付金の急増が大きく影響し、24億66百万円の経常赤字決算に

決算の概要(単位:百万円)

  • 収入

    健保組合の主な収入源である保険料は、賃上げの影響を受け、前年度比5億53百万円増の321億90百万円となりました。

  • 支出

    主な支出は、みなさんの医療費や手当金にあてられる保険給付費と、高齢者医療を支えるために国に納める納付金です。保険給付費は、1人あたりの医療費が前年度比で2.2%上昇したため、被保険者数が減少する中でも、同1億36百万円増加しました。一方、納付金は、高齢化の影響に加え、算出方法の制度変更により、同10億4百万円と大幅な増加となりました。また、保健事業費については、健診補助の拡充やオプション検査の受診率改善等により同1億54百万円の増加となっています。

  • 収支状況

    2024年度は納付金の急増が大きく影響し、経常収支で24億66百万円の赤字となり、前年度と比べて7億16百万円悪化しました。

    収入不足を補うため、別途積立金から70億円繰入れた結果、総合収支では54億12百万円の決算残金が生じました。この残金は、54億円を別途積立金に追加積み立てし、残額を財政調整事業繰越金としました。

健保組合は、国の代わりに40~64歳の被保険者から介護保険料をお預かりし、介護納付金として国に納めています。

2024年度は国に納める介護納付金40億53百万円に対し、介護保険収入40億67百万円となりました。収支差引額2億13百万円は、全額を準備金へ追加積立し、将来の介護納付金増加に備えます。

決算の概要(単位:百万円)

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