
Notice
2025年度 予算が決まりました
2025年2月に開催された組合会において、2025年度予算が承認されましたので、その概要をお知らせします。

-
収入
健保組合の主な収入源は皆さまから納めていただく保険料です。2025年度の保険料収入は、被保険者数の増加や賃上げが見込まれることから、332億28百万円(前期比10億57百万円増)と増加を見込んでいます。
-
支出
皆さまの医療費に充てる保険給付費は、過去5年間の実績等を基に上昇率(1人当たり前期比+2.1%)を設定し、204億1百万円(前期比4億94百万円増)となる見込みです。高齢者医療を支援するための国への納付金は、126億35百万円(同1億83百万円増)となっています。健診や人間ドックなどの疾病予防に充てる保健事業費には、26億53百万円(同5億78百万円増)を見込みました。
-
収支状況
以上の結果、2025年度は経常収支で28億41百万円の赤字予算となります。これは、保険給付費と納付金だけで保険料収入の99.4%を占め、財政を圧迫していることが主な要因です。なお、赤字額は積立金からの繰入金で補てんし、厳しい状況ではありますが保険料率は据え置くことといたしました。

介護保険は、高齢者の介護を支える制度で、市区町村が運営しています。健保組合は、40 ~ 64歳の第2号被保険者を対象に介護保険料を徴収し、国に納めています。
2025年度における国からの介護納付金の割当額は40億15百万円と見込まれています。一方、介護保険収入を前年度と同じ料率(1.6%)で試算したところ、41億45百万円の収入が見込まれるため、介護保険料率の引き上げをせずに予算編成を行うことができました。