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幸せホルモン「セロトニン」で春の不調を予防しよう

気候や環境の変化が多い春は、ストレスによりメンタルヘルスの不調が起こりやすくなります。
“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌を高める生活で、心身ともに健康に過ごしましょう。

セロトニンってなに?

脳内の神経伝達物質のひとつで、精神を安定させる働きがあります。セロトニンが減少すると、精神的に不安定になり、気分が滅入り、ストレスによってイライラ感や攻撃性、衝動性が高まることがわかっています。

セロトニンを増やすには?

セロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンから合成されるため、トリプトファンを多く含む食品を摂取するのが効果的です。加えて、次のような習慣や環境を整えることがセロトニン分泌に重要であることが明らかになっています。

セロトニン分泌を高める5つの習慣

  • 1.トリプトファンが多い食品をとる

    バナナ、乳製品、卵、豆製品(豆腐や納豆など)、ごまにはトリプトファンが多く含まれています。また、これらの吸収・合成を促進する炭水化物もあわせてとるのがおすすめです。

  • 2.ウオーキングやサイクリング

    少し息があがるくらいのウオーキングやサイクリングなど、リズム性運動はセロトニンの分泌を促します。

  • 3.よく噛む

    咀嚼(そしゃく)もリズム性運動としてセロトニン分泌に効果的。調理の際、根菜類を大きく切るなどの工夫をすると、自然と噛む回数を増やせます。

  • 4.呼吸運動をする

    座禅やヨガなどでゆっくりとした深呼吸を意識するのもリズム性運動になります。

  • 5.日光を浴びる

    太陽光(とくに朝日)の刺激をとり入れるのがおすすめです。朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる習慣をつけましょう。

厚生労働白書として初めてメンタルヘルスがテーマに

令和6年版厚生労働白書では、初めてメンタルヘルスがテーマとなりました。心身の健康に関する意識調査では、最大のリスクとして「ストレス」を挙げた人の割合は15.6%となり、20年前から約3倍に増えました。また、うつ病をはじめとする精神疾患の患者数も年々増加しており、令和2年の外来患者数(推計値)は586.1万人と過去最多となりました。近年の特徴的なストレス要因としては、急速なデジタル化やSNS の利用拡大、それに伴う孤独・孤立の深刻化などがあると考察されています。

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