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令和6年度 予算が決まりました

令和6年2月に開催された組合会において、令和6年度予算が承認されましたので、その概要をお知らせします。

経常収支で45億38百万円の赤字予算に

  • 収入

    健保組合の主な収入源は皆さまから納めていただく保険料です。被保険者数の減少により、314億16百万円(前期比1億8百万円減)となる見込みです。

  • 支出

    皆さまの医療費に充てる保険給付費は、過去の実績に基づき上昇率(1人当たり前期比+2.6%)を設定し、202億36百万円(前期比1億50百万円増)を見込みました。高齢者医療を支援するための国への納付金は算出方法の一部に報酬割が導入されることで、125億13百万円(同10億66百万円増)と負担が大幅に増す見通しです。健診や人間ドックなどの疾病予防に充てる保健事業費には、28億10百万円(同7億77百万円増)を見込みました。

  • 収支状況

    以上の結果、実質的な収支状況を見る経常収支は45億38百万円の赤字となる見込みです。保険給付費と納付金の増加による財政悪化が顕著になってきた状況です。収入の不足分は内部留保である別途積立金を取り崩して補てんし、保険料率は維持することといたしました。

介護保険は、高齢者の介護をサポートする制度で、国の定めた制度のもとで実際の運営は市区町村により行われています。
健保組合では、介護保険料を国に代わって徴収し、全額を国に納めています。令和6年度は国に納める介護納付金40億53百万円に対し、介護保険収入39億90百万円を見込んでいます。収入不足が生じる見込みですが、準備金からの繰入金で補てんし、介護保険料率は据え置くことといたしました。

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